概要欄
北海道の知床沖で観光船が沈没した事故で、国後島とサハリンで見つかった3人の遺体について、日ロ両政府は海上保安庁の船でサハリンに引き取りに行くことで合意したことが分かりました。
ことし4月、知床沖で観光船「KAZUI」が沈没した事故で5月には国後島で男女2人の遺体が、6月にはサハリン南部で男性の遺体が見つかり、ロシア側のDNA鑑定でいずれも乗客乗員のものと一致していました。
海上保安庁によりますと今月23日ロシア側から連絡が入り、3人の遺体について海上保安庁の巡視船でサハリン南部のコルサコフ港に引き取りに行くことで日ロ両政府が合意したということです。
日程については調整をすすめていますが来月中の引き渡しを目指しているということです。
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