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【知床・観光船沈没事故】3人の遺体引き取りへ 海上保安庁の巡視船がサハリンに向け小樽港を出発

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北海道知床沖の観光船沈没事故で、北方領土の国後島やサハリンで見つかった、3人の遺体を引き取るため、海上保安庁の巡視船が8日午後、小樽港を出発しました。

 海上保安庁の巡視船「つがる」は、8日午後1時ごろ、遺体の引き渡しを受けるサハリンのコルサコフ港へ向け小樽港を出発しました。

 関係者によりますと、9日夜にも遺体の引き渡しを受ける予定です。

 今回、遺体が引き渡されるのは、国後島で見つかった甲板員の曽山聖さんと北見市の20代女性、それにサハリン南部で見つかった乗客の男性あわせて3人です。(ロシア側のDNA鑑定の結果より)

 「つがる」はあさって(10日)午前にも小樽港に戻る予定で第一管区海上保安本部は遺体を引き取った後に改めて身元の確認を行うことにしています。

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