概要欄
9月3日、静岡県富士市の交差点の歩道に85歳の男が運転する車が突っ込み2人が死傷した事故で、この事故の直前に同じ車が3件の事故を起こしたとみられることが明らかになりました。
この事故は3日夕方、富士市今泉の交差点の歩道で横断待ちをしていた男女2人に乗用車が突っ込んだもので、はねられた40代の男性が死亡、20代の女性が足に軽いけがをしました。
警察は車を運転していた近くに住む男(85)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しています。
捜査関係者によりますと、死亡事故の直前、男は自宅を出る際に出会い頭に車にぶつかる事故を起こした後、同じ車に追突し、そのまま現場を走り去り、そこから150m先の歩道にある柵にもぶつかるなど、あわせて3件の事故を立て続けに起こしていたとみられることが新たに分かりました。
男の呼気からアルコールは検出されておらず、これまでの取り調べにははっきりと受け答えをしているということですが、警察は男が相次いで事故を起こしたとみて詳しいいきさつなどを調べています。
9月5日放送