概要欄
2024年6月ごろ、茨城県の高速道路を走る車のドライブレコーダーが、想像もつかない事故の瞬間を捉えていました。
九死に一生を得た被害者の男性は、この事故で、左手の親指から小指までの5本全て折る、全治6カ月の大けがを負いました。
X線写真を見ると、大腿骨には大きなボルトが埋め込まれています。
乗っていたトラックは見るも無残な状態に。
フロント部分が大きくへこみ、運転席部分のガラスだけ外れています。
事故の瞬間を捉えた映像には、複数のトラックとすれ違ったその時、弾みながらこちらに向かってくる黒い物体が記録されています。タイヤです。
被害者:
突然タイヤが飛んできて…。もう気付いたときには目の前に空中に(タイヤが)浮いてる状態。
衝撃で、一瞬にしてフロントガラスに無数のひびが走りました。
高速道路を走行中に突然、突っ込んできたタイヤ。
一体、どこから飛んできたのでしょうか。
被害を受けた運転手の男性は「イット!」の取材に対し、「走行中にタイヤが外れてしまったらしい」と当時の状況を語りました。
対向車線を走るトラックのタイヤが外れ、そのまま男性が運転するトラックに直撃したといいます。
この事故で、男性は腕や大腿骨を骨折するなど全治6カ月の大けが。
「左手に関しては指の向きも元と変わりましたし、短くなってしまった指もある」と明かしました。
警察は、タイヤが外れたトラックの運転手から、事故の原因について詳しい経緯を聞いています。
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