対向車線を走ってくるトラック。
外れたタイヤが飛んできて道路を転がっている様子が映っています。
危険な事故につながりかねないタイヤの脱輪、どのように防げばいいのでしょうか。
今週１９日、苫小牧市で撮影されたドライブレコーダーの映像。
対向車線をトラックが走ってきます。
すれ違った次の瞬間！
■ドライバー：
「あぶない！」
転がるタイヤが…実は、その前にも同じトラックのタイヤが外れて、道路を跳ねている様子がわかります。
幸いけが人はいませんでしたが、一歩間違えば大きな事故につながっていたかもしれません。
こちらは国交省の実験映像。
時速６０キロで走行する大型トラックからタイヤが外れると…。タイヤが直撃した人形の身体は「くの字」になり、ベビーカーとともにおよそ４メートル飛ばされました。
大型車のタイヤが人に直撃した時の衝撃の強さが分かります。
こちらは去年６月の道央道。
タイヤが外れてあわや事故という場面は道内でも相次いでいます。
どうしてこのようなことが起きるのでしょうか。
■ＪＡＦ札幌支部安藤純一事業係長：
「タイヤを取り付けてナットで締めるという作り、これが緩んで締め付けが不足していると走行中にこれが取れてしまってタイヤが外れる」「車ごとに定められた既定の数値でしっかり締めていただくことが重要。」
タイヤが外れる前には必ず何かしらのサインが現れるといいます。
■安藤事業係長「コトコトと音が出たり、ハンドルに振動が伝わったり、そういうことがあった場合はすぐに車を止めていただいて緩みがないかどうか確認していただくことも必要。」寒くなるこれからの季節。
他の車を巻き込む事故につながらないよう、確実なタイヤ交換が重要です。
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