8月26日午前3時ごろ、新城市の新東名高速道路下り線・長篠設楽原パーキングエリアの入口付近で、夜行バスが大型トラックに追突しました。
警察によりますと、夜行バスを運転していた運転手と交代要員の運転手の2人が足の骨を折るなどの大ケガをした他、乗客2人が軽いけがをしたということです。バスは東京発大阪行きで、運転手と乗客あわせて38人が乗っていました。警察は夜行バスが本線からパーキングエリアに入る際、前を走っていたトラックに追突したとみて、事故の原因を詳しく調べています。
一方、8月22日には、名古屋高速道路でバスが横転・炎上する事故がありました。バスには運転手と乗客あわせて8人が乗っていて、このうち2人が死亡し、乗客6人と後続の乗用車を運転していた男性1人のあわせて7人がケガをしました。
事故を目撃した人「横を通るときには「パン」という破裂音がずっとしていた。めちゃくちゃ不安になるぐらいの熱と煙でした」
近所の人「どーんと地鳴りがするような音がしたので、火の粉が見えたので大変なことになっているなと思いました」
バスは小牧市にある「あおい交通」が運行していて、事故当日は午前9時55分に中区の栄を出発し、県営名古屋空港に向かう途中でした。事故後に公開されたバスの車両です。車両は運転手を含めて61人乗り。その座席部分は焼け落ちていて、骨組みがむき出しになっています。
警察によりますと、バスの乗客と運転手あわせて8人のうち助かった乗客6人は、横転したバス後部の窓の付近から外に脱出したということです。
ここからは、専門家に話を聞きます。元レスキュー隊員で、日本防災教育訓練センターのサニー・カミヤさんです。カミヤさんは現在、自治体や企業向けに防災教育を行っているということで、車両事故などでいかに人命を守るかという事について、伺っていきます。
Qまず、今回助かった6人、どうして脱出できたのか。考えられる可能性を教えて下さい。
Qただ、あの状況での脱出できたのは紙一重?カミヤさん、火災が起きてもバス車両は燃えにくいということでしょうか?
今回は車両の延焼が激しかったんですが、こちらをご覧ください。国土交通省がバス車両の安全対策として定めた「道路運送車両の保安基準」の一部を要約しました。火災への備えとして、「座席・座席ベルト・天井張り・内張り、その他の運転者室および、客室の内装には、基準に適合する難燃性の材料を使用しなければならない」
難燃性とは、燃焼に対して抵抗する性質のことで、つまり、バス車両には燃えにくい素材を使わなければならないということですね。
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