概要欄
高校生の自転車事故の被害軽減に向け、群馬県教委は7月1日、全校生徒にヘルメットを無償提供して原則として着用を義務付ける「モデル校」に選定した伊勢崎興陽高の591人に、ヘルメットを配布した。
生徒がそれぞれ選んだ形や色のヘルメットが配られた後、ビデオ会議システムを使った交通安全指導が実施された。生徒会は着用の重要性を訴える自主制作動画を放映し、「全国で着用率を上げるために、まずは私たちが着けよう」と呼び掛けた。
高校生全体の着用率の向上に向け、月内にも近隣高校の生徒会同士で意見交換する予定だ。これらの取り組みは、自転車に乗る際の着用を努力義務とする改正県交通安全条例の施行の一環。ヘルメットを提供した県教委は、寄付者が税制上の優遇を受けられるクラウドファンディング型ふるさと納税で資金を募っている。
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