バイク事故

「父の50年の人生認めてもらえた」三島バイク死亡事故 遺族の訴え認める損害賠償判決=地裁沼津支部

Twitterのフォローお願いします!

おすすめ記事

概要欄

静岡三島市の交差点でミニバイクと乗用車が衝突し、バイクの男性が死亡した事故で、静岡地方裁判所沼津支部は遺族の訴えをほぼ認め、損害賠償の支払いを命じる判決を5月17日、言い渡しました。

<長女・仲澤杏梨さん(31)>
Q.これはいつのお写真ですか?
「これは亡くなる半年くらい前ですかね」

2019年、当時50歳だった父・仲澤勝美さんは、三島市内の交差点で帰宅するためにミニバイクに乗っていたところ乗用車と衝突し、死亡しました。乗用車の運転手の女性(51)は、刑事裁判の中で「青信号を進んだところ、仲澤さんと衝突した」と説明。遺族はチラシの配布やSNSでの呼びかけを通じて目撃者を探し出し、女性の説明を覆しました。

遺族は女性らに対して約7300万円の損害賠償を求め、民事裁判を起こし、地裁沼津支部が2023年5月17日、判決を言い渡しました。判決によりますと、乗用車の運転手の女性(51)は赤信号を無視して交差点に進入、バイクに乗っていた仲澤さんをひいて死亡させたとして、遺族の訴えをほぼ認め、損害賠償の支払いを命じました。

<長女・仲澤杏梨さん>
「父が一生懸命生きてきた50年間という人生をちゃんと認めてもらえたところがうれしい。安心してほしいんだろうなと思って。父はこれでやっと私たちを解放させてあげられると思っているんじゃないかなと思う」

#LIVEしずおか 5月18日放送

おすすめ記事

-バイク事故