自転車事故

「ヘルメットで被害最小限に抑えられる」自転車利用者の取り締まり実施「着用呼びかける」…道内の着用率は全国39位 過去5年の自転車事故5割は頭部外傷で死亡

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自転車シーズンとともに事故への注意も必要です。ルールを守って安全に利用してもらおうと、北海道警察などが街頭でヘルメット着用などを呼びかけました。

「自転車の安全運転を呼びかけています」

 自転車の利用が増えるこの時期。道警は5月を「自転車月間」として交通安全を呼びかけています。

 5月2日、札幌駅周辺では道警がルールを守っていない自転車利用者への取り締まりに臨みました。

 「とまってください。イヤホンだめですからね。(自転車は)車道走行になります(歩道では)歩行者を最優先して押して歩くようにしてください」

 また、2023年からヘルメット着用が努力義務となりましたが、取材した時間帯でも着用している人はわずかです。

 道警によりますと道内のヘルメット着用率は2023年7月時点で6.4%と全国39位で、全国平均の13.5%を大きく下回っています。

 道内で過去5年に、自転車事故で亡くなった45人のうち、約5割の21人は頭部の外傷が原因で死亡したということです。

 「ヘルメットは交通事故のときに被害を最小限度に食い止められることから着用率の向上を皆さんに訴えていきたい」

 手軽な移動手段として便利な自転車。運転や駐輪のルールを守って安全に利用しましょう。

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