概要欄
酒を飲んであおり運転をしたうえ、当て逃げ事故を起こした男が逮捕された。
恐怖の瞬間を被害者が語った。
危険なあおり運転による当て逃げ事故は、2022年11月、岐阜市内で起きた。
午後11時半ごろ、乗客を乗せて走りだすタクシー。
その直後、後ろを映すドライブレコーダーの映像には、タクシーに向かって勢いよく距離を詰める車の姿が。
抜かしたいのか、蛇行運転をし、今にもぶつかりそうな距離。
前が赤信号のため止まっても、無視して進めと言わんばかりに、後ろの車はクラクションを鳴らす。
信号が青に変わると、後ろの車は一気に加速して左車線に移動。
すると、次の瞬間、ドンッという響きとともに揺れる車内。
車は幅寄せしながらタクシーにぶつかってきた。
その場で止まるかと思いきや、車はスピードを落とすことなく、立ち去っていった。
被害にあった運転手「だいぶ離れていたが、急にブーンと車間を詰めてきた。怖い。車間を詰めていたときの顔とか、いろいろ浮かんでしまって」
タクシーの運転手の女性は、首を痛め軽傷。
タクシーの左側には、ぶつけられた跡が残っていた。
そして、事故からおよそ2カ月半がたった24日、新たな動きが。
警察は、岐阜市に住む税理士事務所の会社員・川崎貴清容疑者(47)を危険運転致傷などの疑いで逮捕した。
川崎容疑者は当時、酒を飲んだ状態で運転していたということだが、調べに対し、容疑を否認しているという。
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