概要欄
知床観光船沈没事故でロシア側が発見した3人の遺体について、日本政府が9月9日の引き渡しで調整していることが分かりました。
政府関係者によりますと、北海道国後島などで見つかったあわせて3人の遺体は、サハリンのコルサコフ港で9日にも引き渡しを受けるということです。
3人はロシア側の調べで沈没した「KAZU1(カズワン)」の乗船者とDNA型のサンプルが一致していました。
引き渡しには海上保安庁の「巡視船つがる」が向かうものとみられ、順調に進めば9日夜にも小樽港に戻ります。
8月に北海道斜里町で見つかった頭の骨が6日、乗船者のものと判明していて、この事故の死者は15人、行方不明者は11人となっています。